2016
08/19『もったいない本舗』8月の社内研修
こんにちは、『もったいない本舗』採用担当です。
先日、8月度の社員研修が執り行われました。
最初に行われた新卒研修では、『頭がいい人の仕事は何が違うのか?入社1年目から差がついていた!』(中尾ゆうすけ著・すばる舎)を読み、「仕事ができる」とはどういうことなのかを学びました。
たとえば商品のクリーニング作業では、作業のスピードアップに気を取られすぎて、状態の悪い商品を出荷してしまうのは、当然「惜しい人」の仕事です。逆に、1つの商品を時間をかけて磨いて、結果そのあとに控える作業の時間が押してしまうというのも、「惜しい人」の仕事です。「質」と「速さ」、いまどちらをどの程度重視すべきかをその都度考えて行動するのが、「仕事ができる人」の仕事なのです。
さらに、「惜しい人」は、求められるアウトプットが出せず、行動のピントがずれているというお話も非常に印象的でした。この「ピントのずれ」が起きてしまう原因は、指示を正しく理解できないまま行動を起こしてしまうということにあります。つまり、この問題を解決するには、指示におけるあいまいな点をそのままにしないで、指示者と意識をすりあわせていくということが重要となってきます。
「質問をする」という、決して難しくないワンクッションをはさむことで、仕事の質や効率が劇的に変わります。これは意識一つですぐにでも改善していけることなので、ここでこのお話を聞くことができてよかったと思います。
このように自分達の身近な仕事に当てはめて考えてみると、作業に対するひとつひとつの意識の重要性がよく分かります。入社して5ヶ月目の新卒や、丁度入社1年目の新入社員にとっては、目の覚めるようなとてもためになるお話でした。
小休憩を挟み、全体研修では、「401k」についての話を聞きました。わが社では、9月より福利厚生として「確定拠出年金(通称401k)」が導入されます。
401kとは、従業員があらかじめ定めた金額を毎月積み立てていくという制度です。積み立てる金額はそれぞれで決めることが出来ます。積み立てたお金は、60歳になったときに退職金として受け取ることが出来ます。税金の軽減効果があるというのも、この401kの特徴の一つです。
何歳の社員が毎月いくら積み立てたら、最終的な手取りはいくらになるのか?また、控除額はどの程度になるのか?
新たに導入される制度を、資料を用いて丁寧に説明していただきました。質疑応答を多く設けたため、社員全体で情報を共有することができました。